〈存在〉の謎を旅するあなたに--!
わかこのふしぎの大千世界
おおえわかこ画 おおえまさのり文 カラー 2023年10月刊行
わかこのふしぎの大千世界』(おおえわかこ画・おおえまさのり文 いちえんそう刊)が、装丁の持留和也さん、印刷製本の桝田屋昭子さんらの力によって、ここに生まれ出ることができました。自分たちの手による自主出版です。ふしぎを愛でる心から開けくる世界、ご一読頂ければ幸いです。
思いっきり絵を描きはじめたのは八ケ岳に引っ越してからのこと。気がつくと、子どもたちの使い残したクレパスを使って、ストーブの周りの端材やベニヤ板にゴリゴリと落書きをしている。クレヨンの色が勝手に動き回る、まるでダンス。(あとがきより)
「おおえわかこという種子のなかの宇宙のなかで、銀河や星雲がとび交い、湧き立つような雲がながれ、風が吹き、つまり、魂の気象が観測されると、手が解き放たれたようにうごき、宇宙光線のような自由な線を描きはじめる。これは肉体ではなく、精神のアクション・ペインティングではなかろうか」??ヨシダヨシエ
A4変形版(210×210mm) カラー32頁 白黒144頁 ハードカバー いちえんそう刊
定価3080円(2800円+税) 送料無料
申し込み先 郵便振替口座 いちえんそう 0010-1245-18435
また11月23日(休)には「いちえんそう」(山梨県北杜市白州町下教来石489)の前庭で、『わかこのふしぎの大千世界』出版記念展を開催予定です。原画に加えて、舞い踊る絵の数々をご高覧いただければと思います。詳しくは後日お知らせさせていただきます。
絵本 在る
おおえまさのり文・画
〈在る〉ことのふしぎに包まれてゆく〈わたし〉がいる。
〈わたし〉とは何かと。
〈存在〉の、生の神秘にはじまり、死の神秘におわるもの--。
そして、その果てにあるもの--。
メメントモリ 死を想え--存在するとはどういうことか--
おおえまさのり著 刊行未定
わたしたちは「死をかかえもった生」である。にもかかわらず、死をめぐる物語を失ってしまい、途方に暮れている。
どのように死を迎えたらいいのか、歩むべき道が見えない。
向かい合わざるを得ない死の、不安と恐怖の中で、わたしたちは今、一人ひとりが、自分にとっての、
わたしの「死の哲学」を編むことを問われている。それはひとえに「存在するとはどういうことか」に帰着してくる。
生と死、在ると無い、永遠と無限……と。〈存在(わたし)〉の謎を問う
目次
.序
わたしの「死の哲学」を編む
@いのちの場 A彼岸に渡る B神話の力 4 関係の物語 D虚構を読み解く E霊性へと-- F超越と実存 G生死 H死を包み込む文化 I身軽の哲学 J存在の様式
死をかかえもつ生
@ココペリ 2 己からの自由 B菩薩の誕生--バウに 4 智の宇宙空間 Dψ(プサイ)の部屋 E魂の在り処 F世界を切り裂くアート G人力飛行船 Hラブレター
エピローグ--わたしの旅
あとがき
カウンター・カルチャー前史あるいはオルタナティブ概史--わたしを開き、世界を開く--
おおえまさのり編著 刊行未定
1960年代半ば、新しい形の革命がはじまった。権力闘争でも階級闘争でもなく、わたしを問うこと、わたしの変容こそが、
世界の変容をもたらすと。それらはカウンターカルチャー(対抗文化)とかオルタナティブ(とってかわるもの)、あるいは
サイケデリック(魂を解き開く)革命とかヒッピー・ムーブメント、あるいは精神世界とか意識革命とかニューエイジ・ムーブメント
などと呼ばれてきた。それは科学の分野にも及び、ニューエイジ・サイエンスや新しい社会学や心理学(トランスパーソナル心理学)
などをも提示してきた。
水瓶座の新しいミレニアム(千年紀)がはじまると夢見られた二十一世紀の、その夜明け、9・11の同時多発テロ事件によって、
それらの夢は霧散させられてしまったかに見える。
だが今、新たな目覚めがある。カウンターカルチャーやオルタナティブのパースペクティブはそれらを超えて開かれてあるのが
見える。なぜならそれらは表層的なファッショではなく、存在の根源的なところから発せられてきた声であり、思想であり、
生き方であったのだからだ。
コロナウイルスは、はからずも、人というものの虚構性を暴き出して見せてくれている。
そう、わたしたちは、新たな物語を生きることを問われている。
あたらしく強い思想の開かれてくる地平へ向けて、この『カウンターカルチャー前史あるいはオルタナティブ概史』を捧げたい。
目次
序
1 部族
2 サイケデリック・レボリューション
3 心の東--インド
4 シャーマニズムへの道
5 叡智の扉
6 トランスパーソナル
7 ニューエイジ・サイエンス
8 ロックという嵐
9 食と農の革命
10 生きることの革命
11 「わたしの青空」--その概録
12 存在学の変容
13 死、そのオルタナティブ
エピローグ 旅の果てに--
あとがき